社員座談会
Talk Session
Q.
子育てをしていて
大変だったことは?
時間がないからと、子どもを
急かしてしまって後悔。
馬淵うちは一番下の子が今年やっと小学校に入学したんですが、小さい頃は家事と子育てと仕事に追われて毎日が時間との戦いでした。朝も早く支度をしなければいけないので、子どもを「早くして」と急かすことが多かったことを後悔しています。靴を履くこと1つとっても急がせていたことが可哀想だった覚えがありますね。
桑原その気持ち、わかります。いつもバタバタしちゃいますよね。私が今まで子育てをしてきて大変さを感じたのは、上の子が喘息なので結構休むことが多かったんですが、子どもの容態の何を目安に出勤と欠勤の決断をしていいかわからずに悩んだことです。コロナの影響もあったので、あまり咳が続いていると子どもを休ませたほうがいいかな…と迷ってしまって。でも、それ以外は特に大変だったことは思い当たりません。うちの会社は休みやすすぎるので(笑)、仕事だから子どもをどこかに連れて行けなかったり、困ったりしたことはありません。
大塚僕がこれから大変になるんじゃないかなと不安なのは、子どもの勉強をみることです。共働きだと家に帰るのが夫婦ともに18時過ぎですよね。それからご飯を作って食べ、子どもを寝かせるので手一杯なのに、みんなどういうタイミングで子どもの勉強をみてあげているのか不思議です。
馬淵うちの子の場合は、宿題は基本的に学童保育の時間にやってくるので、夕飯を作りながらそれ以外の勉強をみてあげるようにしています。だから、大塚さんも慣れれば絶対大丈夫ですよ。それと、私が大変さを感じるのは「お弁当」かな。うちは主人も私も高校生の長男もお弁当持ちなので、平日には必ず前日の夜にお弁当を作っておきます。だから、ラクができるのは金曜日の夜だけですね。
桑原そうですよね、せめて週末はラクをしたいですよね!
大塚それにしても、女性はやっぱりすごいですね。
小林フルタイムで働きながら、子育てや家事までしっかりやっているというのがすごいです。
馬淵すごいって言うけれど、家族のためにやらなければいけないことをやっているだけなので、誰でもやればできますよ(笑)。
Q.
パパママ同士で子育ての
話をすることはある?
気を遣わずに何でも相談
できるから心強いです。
大塚同じ年頃の子どもがいる現場のリーダーに、入学時のランドセルはいつ頃買ったかとか、休日にはどう過ごしているか聞いたりしますね。
大﨑僕も職場の先輩に子どもの習い事は何をいつ頃から始めたかとか、普段子どもと何をして遊んでいるか聞いたりします。そうすると、「今は公園で走り回らせておけばいいよ」とか(笑)、いろいろ参考になるアドバイスをしてもらえます。
桑原私も馬淵さんと一緒に子どものことをしょっちゅう話しますよね。保育園や小学校のことなど、いろいろなことを相談しています。職場にそういうことを話せる相手がいるって本当に心強いですよね。いなかったら心細くてたまらないと思います。ママ友だと気を遣う面があるけれど、職場の同僚は全然気を遣わずに子どものことを何でも相談できるからありがたいです。
小林僕も女性の同僚にいろいろ相談しますよ。うちは娘が1人なので、母親と娘の親子関係とか、女性側の意見を聞けてすごく参考になります。
大塚うちも娘が2人なので、女性の同僚に相談したことがあります。何をプレゼントすると喜ぶかとか、女の子の気持ちをどう汲み取ったらいいかとか、娘を叱るのは母親と父親のどちらがいいかとか。
大﨑うちの場合は子どもの育て方については妻が主体で、僕はもっぱら遊びの担当なので、同僚たちから最近子どもと何をして遊んでいるか情報収集をすることが多いです。聞きたいときに何でも相談できる雰囲気だし、仕事と子育てを両立する面で困ったら社長にも相談できるので、恵まれていますよね。
Q.
子育てと仕事を
両立する秘訣は?
夫婦が理解し合い、
家族を大切にすること。
小林子育てと仕事を上手に両立するには、家族が円満でいられるように、家族サービスを忘れないことに尽きると思います。
大﨑うちの場合は、妻の意見には必ず賛同することかな(笑)。
大塚僕が普段から心がけているのは、家族への感謝。奥さんに「ありがとう」と、よく言うようにしています。家事も、やらなければいけないと思うと嫌になるので、いつも自ら楽しもうと心がけています。
馬淵私が努力していることは、会社でのことを決して家庭には持ち込まないこと。どんなに疲れたり、嫌なことがあったりしても、子どもに八つ当たりをしてはいけないので。その代わり、主人には当たりますけどね(笑)。それは冗談としても、とにかく主人には、意見は言わなくていいけれど、私の話にはいつも耳を傾けてもらいたいという気持ちが強いです。その代わり、子どもの前ではいつも笑顔でいるように心がけているし、逆に家庭でのことを職場に持ち込まないように努力しています。
桑原そうそう、私も同じです。主人には私の気持ちをいつも理解していてほしいし、そうやって話をしないとストレスが溜まって家庭と仕事を両立できないですよね。夫婦が理解しあって、家族を大切にすることが子育てと仕事を上手に両立するための1番の秘訣だと思います。
Q.
これから入社する従業員への
メッセージ
失敗を恐れず、まずは
チャレンジしてみよう!
桑原子育ての環境に恵まれた会社なので、女性の方々にはぜひ子どもをどんどん産んでほしいです。子育て仲間が多ければ多いほど、お互いに相談しあったり、理解し合ったりできると思うから。
馬淵最近うちの会社には女性の従業員が増えてきたし、若い子も多いから期待大ですよね。結婚、出産、子育てと、いろいろ面倒をみてあげられるといいな。そして、自分自身も若い人たちにいろいろ話しかけてもらえるような存在でありたいと思います。まずは話題を広げて、コミュニケーションを取れるように頑張らないとね。
桑原そうそう。若い子たちとの壁を作らずに、子育てママの仲間を増やしたいですね。
小林僕はこれから入社する人たちに、「仕事を楽しめ」と伝えたいです。月曜日の朝に会社に来るのが憂鬱だというようにはなってほしくない。仕事を苦痛だと思ってやるのと、楽しいと思ってやるのとでは、パフォーマンスが全然違うと思うんですよ。モチベーションの持ちようは個人ごとに異なるだろうけれど、会社に来るからには目標を持って頑張ってほしいです。
大﨑僕は、新入社員の人たちはもちろんだけれど、誰でも失敗はしていいんじゃないかなと思います。たとえ失敗したとしても同じことを繰り返さないことが大事なので、失敗を恐れずに何でも挑戦して、成長していってもらえるといいな。もし失敗したら、僕が先輩として上司にいつでも頭を下げるので安心してください(笑)。
大塚僕も大﨑さんと同じ気持ちです。社長はよく「失敗しても怒らないので、どんどんチャレンジしてほしい」いう話をされますが、何でも経験が成長につながっていくと思うので、新人ならではのチャレンジ精神を発揮して、失敗を恐れずに楽しみながら仕事に取り組んでほしいと思います。それと、モチベーションを維持して仕事をするには、自分が何をつくっているのか、何のためにつくっているのかがわからないとだめだと思うんですよ。たとえば、楽器なら実際にこの部分に使われる部品をつくっているのだということが目に見えてわかるんですが、それ以外のものだと自分がつくっているものが実際に何に使われるのか、図面を見ただけではわからないんです。でも、「今つくっている部品は、医療部品やPC R検査機、レントゲンのこの部分に使われているんだよ。だからとても意義のある仕事をしているんだ」ということを従業員一人ひとりが知るべきだと思うんですよ。そうすれば、もし歯医者に行ってレントゲンがあったら「自分が加工した部品が入っているのかな」と興味が湧くし、モチベーションを維持しつつも、新しいことにどんどんチャレンジしていけると思います。また、従業員の皆さんがそういうことに興味を持ってもらえるようにすることも、僕たち営業の仕事だと思っています。